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□レジストリエディッタの使い方

Windowsには以外に知られていない便利な機能もある。レジストリエディッタもそのうちの一つなのだが、少々初心者には扱いにくいToolでもある。
Windowsをカスタマイズしていくには必須のToolなので、これを機に使い方を覚えておこう。

※注意

「レジストリに変更を加えるとWindowsが起動しなくなったりするおそれがあります」なんて注意書きをよく目にするけど、実際なかなかそんなことにはならないので気軽にチャレンジしてほしいけど、オレも何度かそういう目にあっているので、バックアップは確実にとっておいてくれ。
んまぁ、Are your own riskで気楽に行こうw


・レジストリエディッタの使い方
レジストリとは、Windowsのありとあらゆるシステムの情報を記録したデータファイルである。よってWindowsのシステム情報を書き換えるにはレジストリエディッタで直接書き換える必要がある。
レジストリエディタの起動の仕方だが、

スタート > ファイル名を指定して実行 > regedit

図1



そうするとエクスプローラーみたいなインターフェイスのプログラムが起動する。これがレジストリエディッタなんだが

図2



ツリーをどんどん展開していくと訳のわからないデータがずらーっと表示されたと思う。

図3

この時点で挫折しそうになっちゃうなw


ここではレジストリの詳しい説明は省くが、"メニュー表示の高速化"を例に最低限必要な用語を説明する。

rootkey HKEY_CLASSES_ROOT
HKEY_CURRENT_USER
HKEY_LOCAL_MACHINE
HKEY_USERS
HKEY_CURRENT_CONFIG
レジストリの最上位に位置する5つのKey。これをrootkeyと呼ぶ。
1、2、5番目のKeyが2、3番目のKeyのミラーキーになっている。
ミラーキーには各ユーザーごとの設定が入っていて、2、3番目のキーにはシステム全体の設定が入っている。
subkey Desktop rootkey以下のKeyをsubkeyと呼ぶ。
key MenuShowDelay subkey内に格納されている個々の設定をKeyと呼ぶ。


それではメニュー表示を高速化していく手順を説明する。

まず[HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop]内のKey、"MenuShowDelay" をダブルクリックで開く。

図4



"MenuShowDelay"の値は10進数で入力、単位はミリ秒。Windowデフォルトは400なのでそれから少しずつ減らしていけばいいと思う。0だと一瞬で表示。


"MenuShowDelay"が無い場合は自分で追加する。

編集 > 新規 > 文字列値 > MenuShowDelay


以外と簡単だがこれで終了。WindowsXPチューニング 〜レジストリ編〜で紹介しているテクニックはだいたいにたような手順でできるのでチャレンジしてみてくれ。



・レジストリファイルの使い方

どうしても手動での変更は自信がない、めんどくさいって人は

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop]
"MenuShowDelay" = "0"

上記をコピーして、メモ帳などに貼り付けてくれ。

図5



あとは拡張子をTXTからREGに変更して保存する。保存された"〜.reg"をダブルクリックするとみごとにレジストリの値が自動で変更されている。

一応WindowsXPチューニング 〜レジストリ編〜では上記の方法で手軽に設定が変更できるようになっているので初心者にも安心して使ってもらえると思う。


巷には手軽にWindowsの設定を変更してくれるToolがあるが、どれも一長一短があってすべてを満たしてくれるToolはなかなか無い、なのでここはやっぱり実力で強引に変更してしまうのが一番手っ取り早い。みんなもガンガンチャレンジしてみてくれ。





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